吹き出物の治し方｜薬で治せる？

一般的に、思春期である10代の頃にできるものを「ニキビ」と呼び、それ以降になってできた場合は「吹き出物」と呼ばれますが、症状としては同じものです。

ただし、大人になるほどカラダ本来の代謝機能が低下し、吹き出物は治すのが大変になっていきます。

また、ひどくなるほど治りにくく、アトに残るリスクが増加しますので、出来てしまったら、早めに治療することが大切なんです。

そこで思いつくのが、手っ取り早く病院や市販の薬で、吹き出物が治せないものかということ。で、実際のところどうなのでしょうか？

結論から言いますと、吹き出物が治る場合もありますし、治らない場合もあります。

そのため、絶対に治せると断言することはできません。

症状が重ければ、それだけ治るのに時間がかかりますし、完治させるのは難しいです。

でも、症状が軽い場合には、治るのも早く、完治させることも可能でしょう。

また、市販の薬を使用するよりも、病院から処方される薬の方が効果が強いため、治る可能性も当然、高いです。

病院から処方される薬は、大きく分けて２つあります。

・抗炎症剤
抗炎症剤には、吹き出物の炎症を抑える働きがあるため、炎症や化膿を起こしている際に処方されます。

・皮脂分泌抑制剤
皮脂分泌抑制剤は、吹き出物ができる原因になる皮脂の過剰分泌を抑制する働きがある薬です。

どちらも内服薬と外用薬があり、症状に合わせて処方されるでしょう。

病院から処方される薬は、効果が強い反面、副作用もあるので、使用にはくれぐれも注意してくださいね。